金針菜

 

女性に嬉しい薬膳素材で有名なものの一つに「金針菜(きんしんさい)」があります。

 

お水で戻してお浸しにしたり、汁物に使ったり、かき揚げのように揚げ物に使ったり様々なお料理に応用できます。

 

戻し汁には嬉しい成分がたくさん溶け出していますので、戻し汁もお料理にお使いください。

 

なぜ金針菜が女性に嬉しい薬膳素材かというと、漢方の効能で「血(けつ)の不足を補う」働きと「血(けつ)の巡りを促す」働きの二つを兼ねそろえているからです。

 

この血(けつ)の不調は女性に多くみられるもので、具体的には貧血や月経痛など女性特有の悩みの原因になっているものです。

 

更年期も漢方では「血の道証」といい、血(けつ)の不調からくるものだと考えられています。

 

血不足は病院で言われる貧血だけでなく、血液の状態全体を考えます。

 

身体を養う血液の栄養状態の低下やホルモンバランスの乱れによって身体を支えることが困難になることも血虚(けっきょ)、すなわち「血の不足」になります。

 

「血の巡り」はわかりやすく、血流が悪い状態です。

 

あざができやすかったり、身体のコリが見られる方も血流が悪いと言えます。

 

さらに、金針菜には「水の巡りを促す」働きもあるため、ほてり感がある方や、むくみやすいという方にもお勧めの食材です。

 

金針菜はユリ科のワスレグサ属(Hemerocallis属)の植物でH.fulvaの関連腫であるノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ホンカンゾウなどが含まれます。漢名では萱草(かんぞう)といい、花の蕾(つぼみ)を乾燥させたものです。

 

蕾は開花直前のものを使用し、その時の色が金色で細長い様子からこの名が付いたと言われています。

 

また、別名は忘憂草(ぼうゆうそう)とも呼ばれており、憂鬱な気分を晴らしてくれる働きもあります。

 

血の不調、ストレス、巡りの悪さなど、女性に喜ばれる理由がわかります。

 

金針菜の販売ページはこちらになります。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

金針菜は忘憂草(ぼうゆうそう)というだけあって精神的な部分への影響も研究されています。下記は2014年に発表された論文の内容を簡単にまとめたものになります。

 

BMC Complement Altern Med. 2014 Sep 1;14:326. Du B, Tang X, et al.

Antidepressant-like effects of the hydroalcoholic extracts of Hemerocallis citrina and its potential active components.

 

Hemerocallis citrinaから抽出された成分の抗うつ様効果について。マウスの実験。

 

主な有効成分はフラボノイド類、特にルチンとヘスペリジンであることがわかりました。

 

75%のエタノールで抽出されたフラボノイド(HCE75)が最も活性があることが示されました。

 

経口投与で400mg/kgのHCE75抽出物によって有意な抗うつ様効果が得られた一方、当量のルチンとヘスペリジンも同じ特性を示しました。

 

有意というのは研究結果において効果があると認められたことを意味します。

 

400mg/kgのHCE75抽出物の経口投与によって中枢神経系におけるセロトニンとドパミンのレベルが増加することもわかりました。

 

5000mg/kgの経口投与量まで死亡や損傷は認められず、活性のある抽出物の経口投与は中毒学的にも安全であることがわかりました。

 

 

女性に嬉しい薬膳素材、金針菜の魅力

2018/06/19 16:03:23

テーマ:未分類

金針菜

 

女性に嬉しい薬膳素材で有名なものの一つに「金針菜(きんしんさい)」があります。

 

お水で戻してお浸しにしたり、汁物に使ったり、かき揚げのように揚げ物に使ったり様々なお料理に応用できます。

 

戻し汁には嬉しい成分がたくさん溶け出していますので、戻し汁もお料理にお使いください。

 

なぜ金針菜が女性に嬉しい薬膳素材かというと、漢方の効能で「血(けつ)の不足を補う」働きと「血(けつ)の巡りを促す」働きの二つを兼ねそろえているからです。

 

この血(けつ)の不調は女性に多くみられるもので、具体的には貧血や月経痛など女性特有の悩みの原因になっているものです。

 

更年期も漢方では「血の道証」といい、血(けつ)の不調からくるものだと考えられています。

 

血不足は病院で言われる貧血だけでなく、血液の状態全体を考えます。

 

身体を養う血液の栄養状態の低下やホルモンバランスの乱れによって身体を支えることが困難になることも血虚(けっきょ)、すなわち「血の不足」になります。

 

「血の巡り」はわかりやすく、血流が悪い状態です。

 

あざができやすかったり、身体のコリが見られる方も血流が悪いと言えます。

 

さらに、金針菜には「水の巡りを促す」働きもあるため、ほてり感がある方や、むくみやすいという方にもお勧めの食材です。

 

金針菜はユリ科のワスレグサ属(Hemerocallis属)の植物でH.fulvaの関連腫であるノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ホンカンゾウなどが含まれます。漢名では萱草(かんぞう)といい、花の蕾(つぼみ)を乾燥させたものです。

 

蕾は開花直前のものを使用し、その時の色が金色で細長い様子からこの名が付いたと言われています。

 

また、別名は忘憂草(ぼうゆうそう)とも呼ばれており、憂鬱な気分を晴らしてくれる働きもあります。

 

血の不調、ストレス、巡りの悪さなど、女性に喜ばれる理由がわかります。

 

金針菜の販売ページはこちらになります。

 

 

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金針菜は忘憂草(ぼうゆうそう)というだけあって精神的な部分への影響も研究されています。下記は2014年に発表された論文の内容を簡単にまとめたものになります。

 

BMC Complement Altern Med. 2014 Sep 1;14:326. Du B, Tang X, et al.

Antidepressant-like effects of the hydroalcoholic extracts of Hemerocallis citrina and its potential active components.

 

Hemerocallis citrinaから抽出された成分の抗うつ様効果について。マウスの実験。

 

主な有効成分はフラボノイド類、特にルチンとヘスペリジンであることがわかりました。

 

75%のエタノールで抽出されたフラボノイド(HCE75)が最も活性があることが示されました。

 

経口投与で400mg/kgのHCE75抽出物によって有意な抗うつ様効果が得られた一方、当量のルチンとヘスペリジンも同じ特性を示しました。

 

有意というのは研究結果において効果があると認められたことを意味します。

 

400mg/kgのHCE75抽出物の経口投与によって中枢神経系におけるセロトニンとドパミンのレベルが増加することもわかりました。

 

5000mg/kgの経口投与量まで死亡や損傷は認められず、活性のある抽出物の経口投与は中毒学的にも安全であることがわかりました。