なつめ(棗) 注目の薬膳素材シリーズ

2018/10/06 13:59:08

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クロウメモドキ科のナツメの果実を用います。

 

約3000年前から栽培され、中国では日常的に食べられています。

 

中国では「1日3個のなつめを食べると老いない」という諺があるほど体に良いとされています。

 

初夏に芽が出るため「なつめ」という名前になったことも有名です。

 

乾棗、円棗、紅棗、黒棗などとも呼ばれています。

 

見た目は新鮮な紅色で肉厚なものが、味に関しては甘味が強く、酸味がないものが良品とされています。

 

食感としては粘着質なものが美味しく感じられます。

 

実際に、ほどよく乾燥させた生の大棗はそのまま食べても柔らかくて非常に美味しいです。

 

運龍堂では産地としてとても有名な新疆ウイグル自治区の大粒のナツメを扱っております。

 

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おやつとして棗を普段から食べている方に運龍堂の棗を食べてもらうとその違いに驚かれることが良くあります。まず、大きいことと、手でちぎって食べられるくらい柔らかいです。味も甘くて日頃のおやつとしても、滋養強壮としてもぴったりです。

 

ちなみに棗は漢方薬の処方の中でもよく使われる生薬(しょうやく)の一つです。

 

棗(なつめ)は大きいものを「大きい棗=大棗(たいそう」として滋養強壮の目的で漢方薬でも頻用されます。

 

天ぷらにして食べても美味しいため、薬膳料理としてレシピの幅も広げることができます。

 

大棗は極めて虫やカビが付きやすいため、低温で乾燥した場所に保管するように気を付ける必要があります。

 

成分としてはトリテルペノイド、トリテルペノイドサポニン(ジジプスサポニンⅠ、Ⅱ)、有機酸、糖類、高濃度のcyclic AMPが含まれています。漢方としての性質は性味が「温・甘」であるため、食べることで体を温めてくれて味も甘いです。

 

食材や生薬が選択的に作用を発揮する臓腑・経絡を帰経と呼びます。

 

大棗の帰経は「脾・胃」に分類されており、食することで胃腸の働きが良くなることが知られています。

 

胃腸の働きを助け、元気を付けてくれるほか、古くから精神を安定させる働きも知られています。

 

わかっていることとして、大棗の抽出物には抗アレルギー作用、胃潰瘍予防の働きが知られています。

 

性味(せいみ)としては「甘・温」です。甘い味で胃腸を補い、身体を温めてくれます。

 

気の不調による血虚・津液不足から生じる熱感や、不眠、自汗(汗が出るべき状態でないのに発汗すること)、動悸、ヒステリーを治す甘麦大棗湯に使われることもあります。

 

ほかには脾胃を補って、気を巡らせるために使われる補中益気湯にも含まれています。

 

胃腸系を補い精神を安定させるたり、諸薬を調和するため苓桂甘棗湯などにも含まれています。

 

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