2012/11

2016/11/06 17:56:20

テーマ:漢方入門編

健康に不可欠な

「瘀血(おけつ)」の概念
 

瘀血(おけつ)の「於」は、その場に限局するという意味。
したがって、瘀血(おけつ)とは血液の異常状態で、
血流が滞っている状態です。
 

東洋医学では病気の8割にこの「瘀血(おけつ)」が
関与しているといわれています。

 

例えば、瘀血が関与している疾患や症状には
・脳卒中     ・高血糖による腎不全
・更年期障害   ・アトピーなどの慢性皮膚疾患
・下肢静脈瘤   ・月経以上、子宮筋腫
・慢性の痛み   ・原因不明の症状や愁訴
・ガン      ・内膜症、不妊症
などがあります。
 

また現代医学治療法により瘀血が作られてします例もあります。
例えば、
・ステロイド外用剤
・排卵誘発剤
・ピル等の長期使用
 

また血液中の瘀血が多いと、免疫細胞の働きも低下してしまうので
結果的に免疫力の低下につながります。

 

従ってガンへの対処には瘀血の対策が欠かせません。

では瘀血(おけつ)の原因は、何でしょうか?

 

大きく分けると、血液そのもと血管に要因があります。 血流を道路の車に例えると、 血液の赤血球が車で血管が道路です。 

 

車(=赤血球)の調子が悪くなっても 道路(=血管)の調子が悪くなっても 自動車の流れ(=血流)は 悪くなってしまうのです。 

 

自動車に例えられる赤血球の品質とは いったい何か?  

 

それは、赤血球の変形能(へいけいのう)と 呼ばれるものです。 

 

変形能は、聞き馴れない単語かもしれませんが 血流を語る上で、
とても大切です。 

 

赤血球は細い血管である毛細血管を 通過する時、体を細くして(変形させて) 通過します。 

 

つまり赤血球の変形能が低下すると、 毛細血管での流れが悪くなってしまいます。 

ここで馬鹿にできないのは、血管の全長のうち、 99%が毛細血管です。 

 

いかに、変形能が重要なのか、容易に想像できます。 

血流を改善するには、赤血球の品質を向上させる(変形能の改善)ことが大切です。

 

変形能の改善させるものは、東洋医学ではたくさんあります。

 

変形能を改善させ、瘀血(おけつ)を改善するには、

 

例えば
朝鮮人参、牛黄(ごおう)、運龍源、松寿仙、和漢薬などを使用します。

 

これだけ多くのものがあるのは、病気の8割以上に、瘀血が関与していると考えているからです。

 

真の健康者には、瘀血は決してないと言われています。

 

健康の一歩へ瘀血対策を。